FIREBLOCKER(ファイヤーブロッカー)
安心・安全を提供する!
FIREBLOCKER(ファイヤーブロッカー)とは
2006年3月15日、アメリカ全土にて規制された、マットレスの火災に対する安全性基準(家具設備等における)【防災基準/CFR-1633】をクリアーした難燃仕様のマットレスです。
日本の火災に関する背景は…?
日本の国内において、毎年6万件の火災が発生し、住宅火災による死者は建物火災の約9割、そのうち65歳以上の高齢者が過半数を占めていると言われています。(住宅防火対策推進協議会HPより/2006年2月)高齢化の進展に伴い、防災品は今や安全な暮らしの必需品になっています。
FIREBLOCKER(ファイヤーブロッカー)とは…?
有害化学成分を含まない、【自然物質】と【素材難燃繊維】のブレンド素材です。
【自然物質】はセルロースを主成分とするコットンなどの繊維で、【素材難燃繊維】は難燃性の化学繊維です。
燃焼に必要な酸素の供給を妨げる/遮断する働きをする事により、発火までの時間を遅らせ、燃焼時に排出される有毒ガスの発生を遅らせ、避難時間を確保出来るようになります。
つまり、「マットレス自体を出来る限り長い時間、燃焼から守る」事による【プロテクター】としての機能がFIREBLOCKER(ファイヤーブロッカー)の特徴なのです。
FIREBLOCKER(ファイヤーブロッカー)のメカニズムは…?
燃焼するのに最低限必要な酸素量を物質毎に数値で表したものを【LOI値(限界酸素指数)】と言います。
このLOI値が20を下回るものは燃焼性が非常に高いと言われています。
一般的なコットンのLOI値は17〜18と言われますが、FIREBLOCKER(ファイヤーブロッカー)で使用している素材難燃繊維のLOI値は約33で、非常に難燃性の高い素材を使用しています。
この難燃繊維(不活性物質)をサータマットレスの第二層(表生地の下側)に施すことにより、酸素の供給を妨げる働きをし、燃焼を出来る限り抑え、頑固な炭素の膜になることにより、内部への炎の侵入と酸素の供給を遮断します。表面が炭化して皮膜を作る事により、大きな発火現象(フラッシュオーバー)までの時間を遅らせ、内部層(ウレタン等)が燃焼した時に排出される有毒ガスの発生を遅くし、避難時間を確保出来るようにします。
※LOI値(JIS K-702 限界酸素指数)
【CFR-1633テスト風景】
※CFR-1633のテスト方法:マットレスをガスバーナーで横方向から50秒、上方向から70秒焼き、バーナーを止めてその後の鎮火時間で判定します。